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第1回 安全教育部会研修会報告

日時:令和5年6月20(火)15:00〜16:00
場所:習志野市立藤崎小学校
内容:千葉県、千葉市教育委員会指定 公開研究会校
   情報交換 

1 研究の概要について

(1)千葉市 千葉市立みつわ台南小学校

部会は3部会に分かれる。
高学年:安全教育
中学年:食育
低学年:保健

学校全体に安全教育を広めていくのは、校内事情を考えると難しい。全校に関することと、高学年、中学年、低学年だけの取組に分けて実践している。安全部会においては、ゲームを通して、安全意識を高める取組を行っている。

今年度の授業展開
・なまずの学校
・クロスロード
・防災カード
授業を行っていく中で、安全への意識を高めていく

全校での取組については、避難訓練の前は安全週間を設け、ワークシートを使って意識調査を行っていること、実践後は振り返りを行うようにしている。その他、訓練を実践的なものとするために、6月の地震対応訓練では、余震についても考え、朝と下校時にシェイクアウト訓練を行った。また、防犯訓練の中では、警察へのインタビューなどを行った。
  
各機関との関わりについて以下の通り
・千葉市役所 道路行政(防災)
・千葉市役所 キープレフト講習
・千葉東警察署 交通安全教室 ワークシート
・セーフティウォッチャー
・消防署(火災)
・交番(防犯)
・千葉市防災公社
・保護者

目的は、児童の安全意識の向上である。実際専門的に従事している機関からの協力は、教職員の指導では味わえないようなものもあるため、これからも継続して連携していきたい。

(2)千葉県 習志野市立藤崎小学校

ウグイスが鳴く自然豊かな小学校である。道路が狭く、ヒヤリとする場面を多く目にする。また、昔は川の氾濫もしばしばあった。その場合は、船が出ていた。

<藤崎小学校 研究主題>
安全安心なまちづくりに貢献できる児童の育成
〜学校・家庭・地域で取り組むSDGs〜

研究においては、安全の3つの柱のいずれかに絞ることを考えていた。しかし、教師の考えを無理に絞ってしまうことも懸念されていたため、教科横断的に安全教育を取り入れていくことにした。ただ、教科においては以下に絞った。

低学年:生活科
中・高学年:総合的な学習の時間 社会科で授業を実施していく予定

コンセプトは、「藤崎のまちが安全・安心で、SDGs持続可能なまちづくり」である。また、中学年では食育、低学年では保健についても扱い、学校安全保健法に沿って研究をしていく。
6月2日(金)に避難所運営を開設したが、実際避難したのは0人であった。在宅避難で済む家庭が多いことが考えられる。
学校全体の取組としては、道幅が狭いところから、交通安全を柱としている。夏休みに完成予定だが、校内を道路化する。具体的な構想では、ミラーを作ったり、横断歩道を作る。近年、高学年の児童が低学年の児童の手をつないで道路を歩いている様子を見ることが多くなり、共助の意識が高まっていると感じ、この意識をさらに伸ばしていきたい。
大人への働きかけの難しさが藤崎小学校の課題であり、大人の安全意識の向上を目指していく。

(3)情報交換会を振り返って

情報交換会は、これまでの活動の中ではじめての試みだったが、互いの学校の悩みが解消できたとともに、自校の研究が正しかったと、自信をもつことができたであろう。健康教育の研究においては、学校保健安全法に基づいた研究であり、保健、食育、安全の3領域であること、さらに枝分かれしてそれぞれが細分化され、そのそれぞれがどれも大切であることを考えると、非常に範囲が広い。そのため、藤崎小学校の安全教育の取組のように、学校として何にポイントを絞って指導するかといった、地域の特色に合せた研究にしていくことが望ましいと考える。ただし、近年自然災害のリスクに直面していることは、あらゆるメディアからわかるため、教師を含め大人が常に最先端の「自分の身は自分で守る」意識を高め、実践し、いつでも伝承できるようにしていくことが大切である。

(文責:千葉市立西の谷小学校 月野木 諭)

情報交換会の様子